当院卒業後、二人目以降希望での不妊治療再開をお考えの患者さまへ
現在、断乳がお済みであることと、月経が2回以上来ていれば治療を再開していただけます。ご夫婦とも、初診の流れに沿った検査が必要です。男性の方の血液検査は凍結胚の有無に関わらず必要になります。
ご予約はインターネットまたはお電話(06-6155-1511)でお申込みください。
※お子様連れでの診察枠もご用意しております。詳細についてはお電話にて問合わせください。
女性
一般状態チェック・ホルモン・AMH・抗精子抗体
結果により他科での治療が必要になった場合はそちらが優先となります。
また、すべての結果により治療方針を決定します。
感染症
ご夫婦間の感染予防、ご本人さまの健康管理、院内感染予防のために検査が必要です。感染がわかった場合はご自身の治療のみではなく、パートナーも精査や治療が必要となる場合があります。
- B型肝炎:性交渉で夫婦間で感染する可能性、出産時、子に感染する可能性があります。
- C型肝炎:性交渉や血液で感染する場合があります。
- 梅毒:梅毒に感染したまま妊娠すると流産・死産になることや、出生した乳児に症状が現れることがあります。
- HIV:性交渉で感染する可能性があります。出産時、子に感染する可能性があります。
風しん抗体・麻しん抗体
妊娠初期に風しんに感染すると、眼や心臓、耳等に障害を持つ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあります。
また、妊婦が麻しんに感染すると、流産・早産の原因となる可能性があります。
どちらかの抗体価が低い、または無い場合は麻しん風しん混合ワクチンの接種をおすすめします。(ワクチン接種後は2か月避妊)
男性
ホルモン
現在の精巣機能を知るだけでなく、それ以外の病態がわかることもあります。 また、今後の不妊治療をスムーズに進めるためにも検査は必要です。治療方針決定の判断に必要なデータとして管理するために当院では検査が必要となります。
感染症
検査項目は女性と同じです。生活の中で知らない間に感染する可能性があります。感染がわかった場合はご自身の治療のみではなく、パートナーも精査や治療が必要となる場合があり、不妊治療も一時的にストップする可能性があります。凍結胚の有無に関わらず、当院では1年に1回感染症の検査が必要です。
風しん抗体・麻しん抗体
男性から奥様、あるいは他の妊婦に感染してしまう可能性があります。どちらかの抗体価が低い、または無い場合は麻しん風しん混合ワクチンの接種をおすすめします。