タイミング療法とは
基礎体温や超音波検査で排卵日を予測し、その前後に性交渉をもつことで妊娠を目指す方法です。これまでの治療歴や不妊期間、奥様のご年齢などを考慮した上で、ご夫婦の基本検査の結果に問題がないと判断された場合は、まずは自然に近いタイミング療法からスタートします。
超音波検査で卵胞径が20mm前後になってきた段階で、性交渉の時期をご指導します。
タイミング療法には、自然周期で行う場合と排卵誘発剤を使用する場合があります。
月経が開始すれば5日目までに来院していただき、内服薬の排卵誘発剤で卵胞の発育を促します。卵胞の発育状況を予測して超音波検査の来院日を決めます。
卵胞が育ちにくい場合は注射薬の排卵誘発剤で発育を促し、さらに必要があれば排卵を促すためのhCG注射を使うことがあります。
着床を助ける黄体ホルモンの内服薬を処方しています。