当院は凍結保存検体(受精卵・精子)の持ち込みおよび持ち出しが可能です。
移送をご希望の場合はあらかじめ双方の施設を受診し、移送に関する承諾を得てください。
また移送に関する手続きはすべて患者様ご自身で行っていただきます。
双方の施設の間に入って、日程調整等も行っていただきます。
患者様ご自身の大切な受精卵・精子ですので、施設にすべてを任せるのではなく、責任をもって最後まで移送に携わっていただきます。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
移送に関するリスクと注意事項
移送にはリスクを伴うことも十分にご理解ください。 移送中に起こったトラブル、融解後の受精卵・精子の状態について、また移送検体による治療後の経過等について、当院は一切責任を負いません。
- 当院では専門の輸送業者による移送を推奨しておりますが、近郊であれば患者様ご自身で行うことも可能です。移送方法については来院後に担当者にご相談ください。
- 受精卵・精子の凍結融解試薬は各メーカーから数種類発売されており、施設ごとに異なります。どのメーカーの試薬でも一様に互換性は保証されていますが、凍結時の試薬と融解時の試薬が異なる場合はリスクが高くなる可能性があることも十分ご理解ください。
- 移送に関する診療はすべて自由診療となりますので、保険診療日以外でご来院ください。保険診療日にご来院された場合、全ての診療が自由診療となりますのでご注意ください。
- 移植までの準備に要する診療や薬の処方は他施設で行い、胚移植だけを当院で行う方法や、逆に移植までの準備に要する診療や薬の処方を当院で行い、胚移植は他施設で行うといった、他施設との並行した治療は原則お断りしています。
- 着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)を施行した受精卵は移送できません。
- 未受精卵子の持ち込みはできません。
- 移送当日は取り違え防止のため患者様ご自身の立会いを推奨しています。
最後に、移送に関する相談から移送完了まで1~2ヶ月程度かかります。
スムーズにお話が進むよう、また凍結保存期限に注意して、しっかりと計画を立ててご準備くださいますよう、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
移送に関するお問い合わせ先
園田桃代ARTクリニック
TEL:06-6155-1511