こんにちは。寒さが身に染みて感じる12月がやってきました。今年の夏は猛暑が長引いたせいもあり、秋めいた季節を感じる機会も少ないまま一気に寒くなったように思います。
私は朝はなかなか布団から出られず「寒い寒い」と一日何度も言ってしまいますが、同じような方も多いのではないでしょうか?
今回は寒さに負けず、体をあたためて冷えを改善する工夫についてお話します。
★温活の大切さ~冷えは血流が悪くなっているサイン~★
厳しい寒さの毎日ではどうしても体が冷えやすくなります。寒さにより体が冷えると血流も悪くなり、すべての臓器は血流が悪くなると機能が衰え、代謝や免疫力も低下します。逆に血流が良くなると機能が高まります。
特に妊活中の方は、卵巣や子宮周りの骨盤血流を良くするために温活を積極的に取り入れていきましょう。
「温活」という言葉が最近メジャーになっているように、すでに実践されている方も増えてきていると思います。妊活だけではなく美容や健康にもよい影響があると言われている「温活」、身近なできるところからさっそく始めてみてくださいね。
それでは、効果的な温活についてご説明します
1.衣類であたためよう!
冷気を防ぐにはまずは衣類でガードするのが一番です。上半身に何かを羽織ったりすることはもちろん手軽ですが、下半身も忘れずに。下半身も温めると、ふくらはぎのポンプ機能で温まった血流が全身にめぐりやすくなります。足首はしっかり覆い、五本指ソックスや、腹巻なども活用してみましょう。
また、屋外と屋内の寒暖差で温度調節をしやすいよう小さく収納できる薄手のダウンベストやストールなどを持ち歩くのもいいですね。
屋外などで寒さを感じた時にはカイロもおすすめ。低温やけどに注意しながら使用しましょう。
2.食事であたためよう!
冷たい食べ物や飲み物を控えてあたたかいものや体を冷やさない食材を積極的に取りましょう。野菜をとるなら生野菜ではなく温野菜やスープ・お鍋にするのも良いですね。
また、根菜やショウガ・ネギ・にんにくなどは血流や代謝を促す効果もあり、昔から冷えの対策として取り入れられてきました。普段のお味噌汁に少し足したりするのも手軽に始められると思います。
また、温かい飲み物といってもカフェインが多く含まれているものを多く飲んでしまうことは避けましょう。ホットコーヒーや緑茶などカフェインが多い飲み物を過剰にとると利尿作用によりかえって体を冷やしてしまいますので、注意が必要です。
そして、朝食は必ず食べましょう!朝食を抜いてしまうと、体温を上げるエネルギーと栄養が不足してしまいます。朝食を食べない人ほど低体温になる傾向があるという研究もあります。食生活と温活が密接に関係しているのですね。
3.入浴であたためよう!
冷えの改善を目指すならシャワーで済ませず毎晩しっかり湯船につかりましょう。体の表面が冷えすぎていると体の芯まであたたまらないうちにのぼせてしまうこともあります。冷えている部分をシャワーで温めてから湯船にはいると効果的です。
ホルモンバランスはストレスの影響を受けやすいもの。副交感神経が優位になり心身ともにリラックスできるバスタイムを心がけましょう。お気に入りの入浴剤やアロマを使うなどの工夫もおすすめです。
4.運動であたためよう!
体の内側からあたためるには運動が最適です。デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいたり運動不足だと血流が停滞しさらに体が冷えるという悪循環になります。ストレッチや散歩、通勤や買い物で車や交通機関を使わず歩いてみることもおすすめです。
ダラダラとたくさん汗をかいたり激しい運動を毎日行う必要はありませんが、できる範囲での運動を習慣化できると望ましいですね。
今年も残りわずかですね。寒さが厳しい毎日が続きますが、工夫しながら寒さを乗り切っていきましょう。