いよいよ師走がやってきます。
寒暖差が激しい毎日ですがいかがお過ごしでしょうか。
最近はとくにお布団からスムーズに出られないですよね(‘Д’)
皆さん熟睡できていますか?
今回、ブログの題材を考えていたところ、
ひょんなことから自身の平均睡眠時間を知ることになりました。
皆さんは自身の平均睡眠時間を知っていますか。
日ごろ睡眠不足の為、もっとも身近な生活習慣である睡眠について今回まとめてみたいと思います。
睡眠とは
一般的には、
「周期的に繰り返す生理的な意識喪失の状態。外観的には周囲の変化に反応しなくなる状態。」
★睡眠の種類にはノンレム睡眠とレム睡眠があります。
ノンレム睡眠:大脳は休息していると考えられ、脳や肉体の疲労回復の為に重要だと言われている。
レム睡眠:脳が活発に動き、記憶の整理や定着が行われている。
★平均睡眠時間
10歳:約8~9時間
15歳:約8時間
25歳:約7時間
30歳:7.5時間
45歳:約6.5時間
65歳:約6時間
睡眠時間が長ければ長い程良いと言うわけではなく、質が重要です。
睡眠不足の蓄積は、がん、糖尿病、高血圧、などの生活習慣病や、
うつ病などの精神疾患、認知症、不妊など様々な疾患の発症リスクを高めます。
睡眠の質を上げるには
①就寝3時間前には夕食を済ませる。
②温かい飲み物で眠気を促す。
③ぬるめの入浴でリラックス
④朝食はしっかり食べ、夕食には蛋白質を摂る。
⑤休日の生活サイクルを整える。
⑥リラックスできる音楽を聴く。
⑦室温・光で心地よい空間を作る。
⑧自分にあった寝具選び。
♪以前紹介しました、あずきカイロで腹部を温めることもオススメ♪
以上が睡眠の質を上げる方法なのですが、今回1番書きたかったことを今から紹介します。
なんといっても日本の女性は家事の負担が大きい!
当院に通院中の女性の有職率は7割近くもあり、
仕事と家事と妊活をがんばっておられます。
忙しいと睡眠時間の確保も難しくなってきますね。
2021年6月15日の読売新聞に 『30代以降の女性の睡眠時間短く』と掲載されていました。
睡眠時間が短いと質も低下傾向にあると、大阪大学のチームがまとめ、英科学誌に発表しています。
女性の睡眠時間確保と質の向上には、家事等の負担が女性に偏らないよう、日々家族との話し合いが必要です。
「睡眠ホルモン」とも言われているメラトニンは、実は妊活にもとても大事な働きをするのです。
それについては次回のナースブログでご紹介します。
質の良い眠りは身体的にも精神的にもそして妊活にも大切です♪
睡眠時間を確保し、笑顔で素敵な日々を送りましょう。
看護師 廣岡
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