凍結胚の更新から再初診をお考えの患者様へ

今年は梅雨入りが早くコロナの状況もあり、お家時間が更に長くなりそうですね。
私はペットの犬との時間が何よりの癒しですが皆さまはお家での楽しみはありますでしょうか?

さて、当院で凍結胚をお預け頂き2人目、3人目希望で再来院をお考えの方もたくさんいらっしゃると思います。
体外受精だけでなくタイミング法や人工授精で妊娠し当院を卒業した方で400人くらいの方が2人目の治療で来院されています。
当院に凍結胚をお預け頂いている方から来院のタイミングや再初診からどのくらい経てば凍結胚での胚移植が出来るのか等、ご質問をよくいただきますのでそのことのついてお話したいと思います。

まず再初診のタイミングですが、ご出産後、断乳が済んで月経が2回以上きていれば来院は可能です。
帝王切開でのご出産の場合は出産後1年が来院の目安です。
再初診の来院日が決まれば、当日は検尿検査から始まり保険の初診検査を実施します。
数日後に自費の初診検査(同日に保険の利く検査と自費検査ができない為)をし、別日で月経中と高温期のホルモン採血をします。
尚、ご主人様のホルモン値と感染症を調べる採血も必要となります。
お二人とも結果に問題がなければ、胚移植の為の準備周期に入り、避妊をして頂いたうえで月経開始10日目あたりに来院しエコー検査をします。この周期は次に約1週間後の来院で再度エコー検査をし排卵していることを確認して投薬開始です。
そして次に月経がくれば胚移植の周期となります。
例えば今月6月に再初診に来院されると今月は初診検査とホルモン採血を行い、7月が準備周期で8月が胚移植周期となりますが検査結果に問題があれば時期は、ずれ込むことになります。
参考にして頂ければと思います。

こちらも併せてご覧ください。
≫当院卒業後、二人目以降希望での不妊治療再開をお考えの患者さまへ

コロナワクチンのアンケート実施中です。


当院では通院中の患者様には優先的にコロナワクチン接種の予約を取らせていただくことで準備を進めております。
今後のワクチン接種準備の参考にさせて頂くためのアンケートですのでご協力をお願い致します。

>>新型コロナウイルスワクチンに関するアンケート


ワクチンについて不安に思われることもあるかと思いますが、院長が先日のブログでコロナワクチンについてお話されています。ぜひ参考にしてみてください。
予約方法等、詳細が決まりましたらHPとLINEでお知らせいたしますのでご確認くださいね。
コロナウイルスの終息が1日でも早く訪れることを願っています。

受付 岡田由香里