ユキヤナギが満開で
桜の便りも聞こえてきました。
春の訪れが感じられる今日この頃です。
お花見も毎年楽しみにしていますが、
今年は家族や少人数でのお花見になりそうですね。
さて、
令和3年1月1日以降に治療が終了した方の特定不妊治療の助成金申請が、
令和3年2月26日より始まりました。
所得制限もなくなり、
妻の年齢が43歳未満の方は
令和3年1月1日以降に治療が終了していれば
どなたでも申請できます。
助成される金額も以前より多くなりました。
今までは、初回のみ30万円で、
2回目以降の申請では15万の助成額だったのが、
治療ステージにもよりますが、毎回上限30万円まで助成されます。
また、胚移植のみや、採卵したが卵が採れなかったときは、
7万5千円の助成額が拡充案では10万円に増額されています。
男性不妊治療の助成金も毎回30万円まで助成されます。
助成回数についても一子ごとにリセットできる制度になりました。
例えば、
治療終了が令和3年1月1日以降であれば、
1人目で6回助成金を申請していても
妻の年齢が40歳未満であれば、
リセット制度を使い更に6回申請することができます。
事実婚の方も指定の用紙を提出すれば申請できるようになり、
以前と比較してもかなり手厚い制度になっていると思います。
当院では体外受精セミナーを月に2,3度開催していますが、
その後のアンケートでは「体外受精について不安に思うことはありますか?」の質問で費用と記されている方がかなりいらっしゃいます。
今回の拡充案では費用面においても
自己負担額がかなり軽減されるように思います。
体外受精にステップアップしようかどうか迷っていらっしゃる方も検討されてはいかがでしょうか。
次回の当院での体外受精セミナーは、4月17日(土)13:30~です。
セミナーにて今回の拡充案についても説明させていただいております。
参加をご希望の方は当院ホームページの予約フォームからご予約くださいね。
また、
当院で特定不妊治療の助成金の申請書の作成希望の方は
年度内での申請になりますので(令和2年4月1日から令和3年3月31日まで)、
お忘れのないように申請なさってくださいね。
申請締め切り日は自治体によって違いますので、
一度お住まいの市町村のHPをご確認くださいね。
受付 岡田由香里
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