皆さん、こんにちは。受付の和田です。
2025年になりましたね! 令和がもう7年ということが信じられません。。。
初詣で、おみくじが家族3人とも大吉でした!
運任せにせず、自分でも努力して良い年になるよう頑張っていきたいと思います。
さて、今回はHPVワクチンのお話です。
HPVワクチンとは
HPVワクチンは、子宮頸がんや尖圭コンジローマの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンです。公費で接種できるHPVワクチンは3種類(サーバリックス、ガーダシル、シルガード9)あり、決められた間隔をあけて、同じワクチンを合計3回接種します。
(厚生労働省HPより)
現在、HPVワクチンについては、通常の定期接種(小学校6年生から高校1年相当)と、キャッチアップ対象の方の公的接種が行われています。
キャッチアップ対象とは
平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性の中に、通常の定期接種を逃した方がいらっしゃいます。国はこの年代の方に改めて公的接種の機会を設けています。
HPVワクチンは16歳頃までに接種するのが最も効果が高いといわれていますが、それ以上の年齢で接種しても、ある程度の有効性があることが、国内外の研究で示されているようです。
HPVワクチンのキャッチアップ接種の対象となる方は次の2つを満たす方です。
・平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性
・過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない
キャッチアップ接種期間が延長されました
このキャッチアップ接種は、元々2025年3月末に終了予定でしたが、昨年夏頃からの駆け込み需要でワクチンが在庫不足となり、希望する人が期間までに接種できないという事態になってしまいました。
そこで今回、この接種期間が1年延長されることが決まりました。
対象者:
・キャッチアップ接種対象者のうち、2022年4月1日~2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
・2008(平成20)年度生まれの女子で、2022年4月1日~2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
期間:キャッチアップ接種期間(2025年3月31日まで)終了後、1年間
少し分かりにくいですが、キャッチアップ対象の年齢の方は、2025年3月までに1回でも接種しておけば、残りの分も2026年の3月までは公費で接種できるということです。
「期間までに3回接種できなかった」
「間に合わないと思って諦めていた」
という方にとっては良いニュースですね。
対象の方には住民票のある市町村からお知らせが届いていると思いますので、具体的な接種方法はそちらをご覧ください。
また、過去に受けた接種回数や時期により、接種方法が異なる場合があります。できるだけ母子健康手帳を確認・持参して、市町村や医療機関に相談してくださいね。
当院でもHPVワクチンの公的接種を行っております。予約制となりますので、ご希望の方はお電話にてお問合せください。