知っているようで知らないお話

2022年4月から不妊治療は保険適用となりました。
それまでは自由診療だったため各市町村から助成金制度がありましたが、それは残念ながら撤廃されてしまい、3割負担になったとはいえ、支払いが楽になったと全ての人が感じているわけではないかと思います。

①ご加入中の医療保険は様々な規則はあるかと思いますが、基本的に手術をしたら保険金が下りてきませんか?人工授精、採卵術、体外受精・顕微授精管理料、受精卵・胚培養管理料、胚凍結保存管理料、胚移植術は『手術』扱いになっております。

②高額療養費制度をご存知ですか?
不妊治療で高額な治療をしたとき、公的医療保険制度の利用で自己負担額が3割に減ったとしても家計の負担としては大きくなる可能性があります。しかし、高額療養費制度を利用すれば医療費の負担を軽くすることが可能です。

③限度額適用認定証
②と同じ効果がありますが、大きな違いはあらかじめ用意しておけば、実際窓口での支払い金額は上限までとなるところです。申請後返ってくるとはいえ、一旦支払うことが負担に感じる方はこちらを用意するといいですね。

②と③を利用するにあたって、注意すべきところはひと月内の金額が対象なので、月をまたいでしまうと対象外となります。

窓口ではできませんが、世帯合算となるので個人では金額に満たなかった場合でも、世帯合算されると対象となる場合があるかもしれません。

④先進医療特約はついていますか?
先進医療の支払いは自費なので、高額だから諦めようかな?と思われるかもしれませんが、この特約がついていると躊躇することが少なく治療に進めるという声をききます。

この機会にご加入中の医療保険の内容をぜひ確認してみてはいかがでしょうか?

2024年6月から診療報酬が改訂となります。

2年に一回行われていますが、また早くもこの時期がやってきました。
月日が経つのはほんと早いですね。改訂が行われると、今までの窓口負担の金額が変わる可能性がありますので、ご了承ください。

実は…院内の観葉植物は2月ごとに入れ替えています。

お花やグリーンは目の保養とともにリラックス効果がありそうです。
院内のところどころにグリーンを置いています。
今月のこちらは『ホウライショウ』です。
ぐんぐんと伸びてきており、身長を越されてしまいました。生きる力を感じます。
なにかおすすめのグリーンがあれば、教えてくださいね。
                                         受付 青木