申請をお忘れではありませんか?

皆さん、こんにちは。受付の和田です。

暖かくなってきましたね。今年は桜の満開時期が日曜日だったので、しっかりお花見ができました。





今頃はツツジがきれいな季節ですね。新緑や花々を見ると癒されるし、心がリフレッシュする気がします。

お花見はいつも万博記念公園へ行くのですが、せっかく家から近いのにお花見でしか利用することがなかったので、普段でもちょっとしたお散歩に行くのも良いな、と思いました。

さて、新年度です。タイトルの通り、不妊治療助成事業の申請はお済みでしょうか?
当院が所在する豊中市には、不妊治療の助成制度がありますが、昨年度の分の申請期限が6月末となっています。申請には医療機関が作成する受診等証明書が必要ですので、ご希望の方はお早めに当院へ申し込みをお願いします。

現在、不妊治療に関する助成制度は、自治体が独自で制度を設けています。近隣では大阪市にも不妊治療や先進医療についての助成制度がありますが、助成の内容は自治体ごとに違いますので、患者様自身が制度をよく理解し、申請しなければなりません。

「制度を新たに始めました」というお知らせも年度初めにはよくあるのですが、今年度は新たに寝屋川市が制度を始めたということです。

以下、豊中市、大阪市、寝屋川市の助成事業をまとめてみました。

【豊中市不妊症治療費等助成事業】

助成額:夫婦1組につき、上限5万円。
回数:1年度ごとに1回
申請期限:翌年度の6月末(令和5年4月~令和6年3月支払い分は令和6年6月末)
助成対象:保険適用の検査および治療(一般治療、生殖補助医療)
年齢制限:なし


【大阪市不妊検査費助成事業】

助成額:夫婦1組につき、上限5万円
回数:1回限り
申請期限:一連の検査が終了した日から1年以内
助成対象:検査のみ(保険、自費は問わない)、検査開始から1年以内のもの、治療費は対象外。夫・妻どちらか一方のみの検査だけでは対象外。
年齢制限 妻が43歳未満(検査開始時点で)


【大阪市特定不妊治療費(先進医療)助成事業】

助成額:先進医療費の10分の7(上限5万円)
回数:初回治療開始時点の妻の年齢により6回もしくは3回
申請期限:1回の治療が終了した日から1年以内
助成対象:特定不妊治療と併用して行われた先進医療
年齢制限:妻が43歳未満(治療開始時点で)


【寝屋川市不妊治療費等助成事業】

助成額:夫婦1組につき、上限10万円
回数:1年度ごと10万円に達するまでは複数回可能
助成対象:保険適用の生殖補助医療(採卵、体外受精、胚移植の一連の治療)
年齢制限:妻が43歳未満(治療開始時点で)




年度の途中でも新しく制度が始まることもありますので、その際はクリニックからもお知らせしますね。