こんにちは。看護師の濱田です。
今回のブログは、
今妊活のために情報を検索している方がこのブログにたどり着いたら、
ぜひ読んでいただきたい記事についてです。
先週出席した講演会で、
私が一番印象に残った情報についてお話します。
- インターネット国際定量調査<EUREKA Family>について
日本では不妊を認知した夫婦が病院へ受診するまでの平均期間は 3.2 年
（フェリングファーマさんのHPから引用させていただきました）
以前からこの情報について、
3.2年も待たずに受診することができる何かアプローチはないかと考えていました。
「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。
日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。
また、「子どもを持ちたい」と思いつつ、なかなか妊娠しないカップルは、10組に1組とも、5組に1組とも言われています。
たとえば、世界中の過去の調査を2007年にまとめた報告では、不妊症の比率は、調査された時代や国により1.3％から26.4％に分布し、全体では約9％と推定しています。
つまり、約1年間避妊せず性交を行うと、
８～９割のカップルが妊娠成立することになります。
ですので、3.2年も待たずにもっと早く妊活に取り組んで欲しいと思うのです。
当院では、
希望の不妊検査を行うことができるプレチェック外来を実施していますが、
この外来については4月からの保険適用の条件を満たしていないので、すべて私費で検査を受けていただくことになります。
プレチェック外来での検査がきっかけとなり、
通院を開始するカップルもたくさんおられるので、
「もしかして、わたしたちって・・・」
と、お悩みの方は、半年～1年間の時間がすでに経過しているのであれば、
是非早急に受診してみてください。
いつでもお待ちしております。
