特定不妊治療の助成金申請について

紅葉が美しい季節ですね。
ここ北摂では箕面の山の紅葉が有名ですが、皆さまは紅葉狩りに行かれましたか?

来年4月より不妊治療が保険適用になることが検討されています。
これは皆さまも関心のあることだと思います。

それに伴い、特定不妊治療の助成金制度が無くなることが予想されています。

現在は、体外受精の採卵周期に入った妻の年齢が43歳未満であれば、
ご夫婦合算の所得に関係なく、皆さま助成金を申請することができます。

但し、妻の年齢により申請回数は決まっています。

保険適用になることでどのくらい患者さまの負担が軽減されるかはまだ不透明です。

いまから体外受精をしても現在の助成金はもらえないの?
と思われる方もいるかと思いますので

参考までに一つの例を挙げてみますね。

例えば、今年中に体外受精前のインフォームドコンセントをお受け頂き、
問題がなければ12月に採卵の準備周期、
年明け1月に採卵、2月には胚移植をして、約2週間後に妊娠判定日となるので助成金を申請することができます。

月経開始から採卵、胚の凍結、胚移植、妊娠判定までは30万円まで助成されます。

凍結胚を使って胚移植だけをした場合は10万円まで助成されます。

それぞれ妊娠判定日の日に受付に用紙をお出しくださいね。

提出する市町村の用紙とその依頼書と一緒に受付にお出し下さい。
依頼書は受付カウンターと待合室のカウンターに用意しています。

年末年始の診察について

今年もあとひと月余りになりましたね。

当院での年末の診察は12月28日(火)まで、年始は1月5日(水)から診察を始めます。

採卵の最終日は12月22日(水)ですのでよろしくお願いします。

皆さまは年末の予定は何かありますか?
私は、今年は少人数でも忘年会ができればいいなと思っています。

皆さまも楽しい年末をお過ごしくださいね。

受付 岡田由香里