みなさん、こんにちは。看護師の濱田です。
10月も後半に入り、秋らしい気候になりました。
少しは行動制限も緩和され、アウトドアを楽しむにも最適な気候ですね。
さて、前回の培養室からのブログでは卵子の種類についてお話をさせていただきました。
体外受精の場合は排卵誘発剤の注射を使用することが多いのですが、
10月にヒトの細胞を元に作られた新しいペン型の排卵誘発剤が発売され、当院でも使用を開始しています。
この注射は卵巣の予備能(どの程度に卵子が発育しそうか)を反映するAMHの値と、
体重によって個人の状態に合わせた投与量が算出されます。
患者様の状態によって注射の種類を提案していますので、興味のある方は診察室で医師にお尋ねくださいね。
当院では自己注射の集団指導ではなく、マンツーマンで注射指導を行います。
注射を始めるまでは不安な事もあると思いますが、
どんな些細な事でもいいのでわからないことや疑問などはどんどん聞いてください。
不妊治療をするまでは、自分で注射をすることなんて考えてもみなかったことかもしれませんが、
針もとても細くて痛みもほとんどありません。
当院で開催している体外受精セミナーでも実際にペン型注射に触れることもできますので、興味のある方はご参加くださいね。
昨日、製薬会社さんの新薬発売記念Webinarが開催されました。
そこで注射指導についてお話させていただきました。
緊急事態宣言解除されたとはいえ、ZOOMでの開催です。
早く会場などで顔を合わせてお話したりできるようになればいいですね。
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