みなさん、朝ごはんを食べていますか?
現在の食習慣の問題として朝食欠食率の上昇があげられます。
厚生労働省 平成29年国民健康・栄養調査結果では、朝食の欠食率は、男性15.0%、女性10.2%であり、男女ともに20歳代が最も高いも、30歳代、40歳代も増加傾向にあると報告されています。
妊娠しやすい身体をつくるためには、健康な身体をつくること。そのためには、毎日の食事を1日3食、規則正しく食べ、十分な栄養をバランスよく摂ることが大切です。
そこで、今回は、朝ごはんの大切さをお伝えしたいと思います。
朝ごはんを食べることのメリット
朝目覚めてすぐの身体は、脳や神経、さまざまな臓器が十分に働いていなくて、血糖値、体温ともに低い状態です。そんな身体に、しっかりエネルギーを送り臓器を目覚めさせ、一日のリズムを作ることが朝ごはんの役割です。
太りにくい身体になる
食事回数が少ない方がダイエットになると思っている方はいませんか?
もしそうだとしたら、ダイエット中に朝ごはんの抜くことは逆効果!
朝ごはんを抜いてしまうと、昼ごはんを食べた時に血糖値が一気に上昇します。そして、インスリンが大量分泌され血糖値が急激に下がります。そうすると、また食べたくなると負のスパイラルに陥り、食べすぎ、肥満、生活習慣病の原因となります。1日3食の食事を摂ることで、血糖値の上下は緩やかに安定します。
体重を気にしている人は朝ごはんを食べて減量を目指しましょう。
妊活中の冷えの予防
朝は、1日のうちの最も体温が低い時間。
朝にしっかり起きて、朝ごはんを食べることで体温が上がり、基礎代謝を高めます。基礎代謝を維持することは、血流が良くなり消費カロリーが増えます。
体温が1℃上がると、代謝が12%UP‼
妊活中の気になる冷えを予防することができます。
自律神経のバランスを整えます
朝起きると交感神経が優位になります。朝ごはんを食べることで、腸が刺激されます。腸と副交感神経は直結しているので、朝ごはんを食べることでリラックス効果のある副交感神経を無理なく優位に出来るのです。
腸の動きが良くなると、自律神経のバランスも整えます。そして、ストレス、心の不調にも強くなります。何かとストレスの多い妊活中は心の健康もとっても大切です。
できることからはじめよう
忙しい朝に栄養バランスを考えて朝ごはんを作ることは大変ですよね。
今まで、全く朝ごはんを食べていなかった方は、何か口にすることから始めてみましょう。
まず、朝起きたら常温の水や白湯をコップ1杯飲むと、眠っていた胃や腸が動き出し食べ物がしっかり消化されます。
白湯って意外と甘く感じるんですよ。ぜひ試してみてください。
これなら簡単、お手軽朝ごはん
時間がない朝でも簡単に作れる朝ごはんレシピのご紹介。
【フルグラきな粉ヨーグルト】
グラノーラは、炭水化物、食物繊維、鉄分、を多く含みます。
きな粉とヨーグルトでたんぱく質をプラス。
ドライフルーツは栄養価が凝縮されていて、血糖値も上がりにくいです。
フルーツやはちみつを少しかけても美味しいです。
一度食べてみてください。
健康な妊婦さんを目指しましょう
朝ごはんを食べると、身体だけではなく心も喜びます。好調に朝をスタートすることで穏やかな気持ちで充実した一日を過ごせることになります。また、食事は大切なコミュニケーションツールですので、朝から夫婦の会話を楽しみながら食事ができたら最高ですね!
朝ごはんをしっかり食べて妊娠への準備をはじめましょう!
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